KDDIは2月8日、大和証券グループ本社と資産形成分野において資本業務提携し、合弁会社「KDDIアセットマネジメント」を1月4日に設立したと発表した。資本金(資本準備金を含む)は20億円。株主構成は、KDDIが66.6%、大和証券グループ本社が33.4%。
同社によると、日本では家計金融資産の半分以上が現預金に留まっており、米国や英国と比較して貯蓄から資産形成へのシフトが進んでいない状況にあるという。そこで、顧客の資産形成をサポートするため、アセットマネジメント事業および、確定拠出年金運営管理業へ参入し、早期のサービス提供開始を目指す。また、気軽に資産形成を始められるようスマートフォンアプリを開発する。
例えば、毎月決まった掛け金を投資信託や定期預金などに積み立て、60歳以降に年金または一時金で受け取る「私的年金制度個人型確定拠出年金(通称: iDeCo)」のほか、投資信託など気軽に資産形成できる金融サービスを開発し、販売会社などを通じて提供するとしている。
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