FOLIOは1月18日、LINE、ゴールドマン・サックス、電通ベンチャーズ、三井物産、SMBCベンチャーキャピタル、DCM Ventures、Draper Nexus Venturesを引受先とした第三者割当増資により、総額約70億円の資金調達を実施した。累計調達額は約91億円に達する。また、LINE上で次世代型投資サービス「FOLIO」の展開に向け、LINEとの資本業務提携を締結したと発表した。
FOLIOは、テーマを選んで10万円前後から分散投資できるサービス。投資家は「ドローン」や「ガールズトレンド」といったテーマを選ぶだけで、複数の企業に投資が可能。それぞれのテーマは、「FOLIO」が選定した10社で構成されている。分散投資することで株価変動リスクを比較的抑えることができ、より安心して資産運用を楽しめるという。
同社は、国内株を取り扱う独立系証券会社において、約10年ぶりのオンライン証券会社であり、テーマに投資できるサービスは日本初としている。同社では、機械学習・分散型台帳技術等の先端技術研究機関を創設し、より幅広いビジネス領域への進出と、それに伴う人材拡充のための新たな採用プロジェクトを開始するとしている。
今回の資本業務提携では、LINEからFOLIOに出資し、国内月間利用者数7100万人以上のユーザー基盤を持つLINE上でのFOLIOの展開に向けて協業。すべての人がより身近に、そして楽しく資産運用をはじめられる世界を目指す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」