Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は、創設14周年の機会を利用して、学生寮の一室から始まったプロジェクトが世界規模のコミュニケーションプラットフォームに成長するまでの道のりを振り返った。どうやら、失敗は成功に不可欠な要因のようだ。
米国時間2月4日に公開された245ワードのコメントの大半は、Zuckerberg氏がFacebookのCEOとして犯した失敗に関するものだ。この投稿では具体的な例を示していないが、「技術的なミス」など、どのような組織にもありがちな問題について書いている。Zuckerberg氏はさらに、「割に合わない取り引き」をしたり、「信用すべきでない人たちを信用した」ほか、「重要なトレンドを見落とした」ともいう。
「長年にわたり、私は皆さんが想像できる限りほぼすべての失敗を経験してきた。多くの技術的なミスや割に合わない取り引きをした。信用すべきでない人たちを信用し、才能ある人たちをふさわしくないポストに就けた。重要なトレンドを見落としたり、乗り遅れたりすることもあった。相次いで製品を送り出しては、失敗を重ねた」(Zuckerberg氏)
それでも、Facebookは地球上で支配的なソーシャルネットワークとなるに至った。月間アクティブユーザーは20億人に達し、2017年第4四半期の売上高は130億ドル(約1兆4000億円)だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス