マネーフォワードは2月2日、Aerial Partnersと連携し、仮想通貨に関する確定申告を支援する「仮想通貨申告サポートプログラム」を開始したと発表した。受付期間は2月2日〜15日としている。
このプログラムは、仮想通貨取引に関する確定申告対象者向けに、書類準備から申告書作成までを支援するプログラム。また、申込者には、MFクラウド公認メンバーかつ、日本仮想通貨税務協会により認定された仮想通貨やその税務処理のプロである税理士が紹介される。
2017年4月の資金決済法改正により、 仮想通貨が円やドルなどの法定通貨に準ずる支払い手段として認められた。また、2017年12月には、仮想通貨取引で生じた所得の計算方法などの取り扱いに関して、国税庁が法令解釈に関する情報を公表している。
マネーフォワードでは、2013年11月よりクラウド型確定申告ソフト「MFクラウド確定申告」を提供。現在でも「MFクラウド確定申告」で仮想通貨取引に関する申告書を作成できるものの、申告に必要な利益の計算方法が複雑であり、利用者から計算方法に関して多数問い合わせがあるという。
Aerial Partnersは、 ICO支援、仮想通貨交換業者の金融庁登録支援など、仮想通貨に関する支援業務を提供。また、仮想通貨損益の自動計算ツール「G-tax」、税理士紹介&仮想通貨による損益計算サービス「Guardian」など、仮想通貨を保有する個人向けサービスを展開するほか、日本仮想通貨税務協会を通じて、認定仮想通貨税理士の育成にも注力している。
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