FintechやSaaS領域に特化した「マネーフォワードファンド」設立--インドネシア企業にも出資

 マネーフォワードは1月15日、SaaSおよび、Fintech領域に特化した「マネーフォワードファンド」を開始したと発表した。


 同ファンドは、SaaS、Fintech領域でビジネスを展開する企業に、「資金面での支援」「ノウハウの共有」「ユーザー送客、事業やサービスの連携」「ネットワークの活用」「資本政策および、IPOの支援」などを実施するプロジェクト。

 事業に必要な資金を出資し、営業、採用、マーケティング、カスタマーサポート、PRなどのノウハウを該当企業と共有する。また、家計簿アプリの「マネーフォワード」や「MFクラウドシリーズ」からの送客、API連携などを推進。同社の持つ外部パートナーとのネットワークを活用し、出資先との協業を支援するほか、資金調達をはじめとする資本政策や株式公開に向けた支援も含まれる。

 同社では、国内のFintech企業としてお金のデザイン(2015年12月)、CAMPFIRE(2017年10月)、LIFULL Social Funding(2017年10月)、BASE(2018年1月)と資本業務提携しているほか、新たにインドネシアでクラウド型会計・HRサービスを展開するSLEEKRグループへの出資についても発表した。

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