Facebookは米国時間12月21日、世界最大手のレコードレーベルUniversal Music Group(UMG)の楽曲が含まれた動画をユーザーが投稿できるようにする複数年のライセンス契約を結んだ。
両社は声明で次のように述べている。「今回の提携により、ユーザーは、ライセンス楽曲が含まれた動画をアップロードしたり、FacebookやInstagram、Oculusで音楽体験をパーソナライズしたりしながら、友人や家族と動画を共有できるようになる。ゆくゆくは、さまざまなソーシャル機能を通じて膨大なライブラリの楽曲にアクセスできるように機能を拡張する」
何年も前から、アーティストは、ストリーミングサービスが楽曲に対して適切に支払いをしていないと不満を述べていた。今回の契約に伴い、Facebookは、著作権登録された楽曲を含む動画をユーザーが投稿した場合に、UMGとミュージシャンに補償することに同意した。これまでは、Facebookが、著作権登録された楽曲を含むユーザー投稿動画を削除していた。今後は、UMGレーベルの楽曲である限り、動画は削除されなくなる。
この契約が結ばれる2日前に、UMGはYouTubeと同様の提携関係を結んだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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