「Android」の生みの親で、新興企業Essentialの最高経営責任者(CEO)を務めるAndy Rubin氏が、短い休職期間を経てEssentialに復帰したと報じられている。同氏は、Google在職中に部下と不適切な関係があったことが発覚したと報じられたことを受け、一時休職していた。
Rubin氏の復帰については、Recodeが米国時間12月8日に報じた。Recodeは同氏の活動をよく知る2人の人物の話として、2週間弱にわたる休職は、Rubin氏が個人的な問題に対処するためだったとしている。
Googleの社内調査で、Rubin氏は部下との不適切な関係が発覚した後にGoogleを退職していたとThe Informationが11月に報じた直後に、同氏は休職に入った。Rubin氏の広報担当者は当時、同氏のGoogleでの関係はすべて合意に基づくものだったと述べていたという。
米CNETはEssentialとGoogleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
Rubin氏の休職と復職については、米国でセクハラや不適切な行為に関する報道が次々と表面化する中で報じられた。7日には、ネットの中立性を擁護するAl Franken上院議員が、不適切な行為に関する疑惑が浮上したことを受けて辞職した。6日にはTime誌が「Person of the Year(今年の人)」に、「#MeToo」ムーブメントを生んだ「Silence Breakers」(沈黙を破った人々)を選出した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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