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ライブコマース「Live Shop!」を手がけるCandee、総額24.5億円を調達

山川晶之 (編集部) 飯塚 直2017年12月12日 15時00分
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 モバイル動画を軸にメディア事業、動画マーケティング支援事業、タレントマネジメント事業を展開するCandeeは12月12日、Eight Roads Ventures Japanをリードインベスターとする総額24.5億円の第三者割当増資を実施した。あわせて、Eight Roads Ventures Japanの深澤優壽氏が社外取締役に就任する。

 引受先は、既存株主であるYJキャピタルのほか、NTTドコモ・ベンチャーズ、オプトベンチャーズ、グリー、大一商会、みずほキャピタル。同社によると、今回の資金調達を含め、累計額は40.5億円となった。


(左から)Candee代表取締役社長CEOの古岸和樹氏、取締役副社長CSOの山村嘉克氏、取締役副社長CCOの新井拓郎氏、社外取締役の深澤優壽氏

 同社は、これまで9800本以上のライブ配信、1300本以上のモバイル動画の企画・制作・配信までをワンストップで提供。2017年6月には、ライブ配信中に商品を購入できるソーシャルライブコマース「Live Shop!」をリリースしている。Live Shop!は、同社が掲げるソーシャルビデオプラットフォーム構想「Live Up!」の一つであり、今後は「Live News!」「Live Sport!」「Live Variety!」「Live Music!」と、多様なカテゴリのプラットフォームをバーティカルに構築する予定だ。


 同社代表取締役社長CEOの古岸和樹氏は、今回の調達について、プラットフォームのマーケティングと、人材確保の強化に充てるという。同氏は、「これまでオーガニックからの流入のみで、メインは10後半~20代前半の女性。コミュニティを壊さないよう醸成することに重きを置いてきた」とした上で、「コミュニティが育ってきた。それを崩さないよう配慮しつつマーケティングを強化する」という。また、人材強化については、「映像制作メンバーのほか、ECを立ち上げたので体制構築に注力したい」としたほか、エンジニアも増員し、体制の盤石化を急ぐ。

 Candeeのメインビジネスは、プラットフォームなどのメディアビジネス、制作・運用からキャスティングまでを手がける動画マーケティング支援、インフルエンサーやクリエーターを自社で養成するタレントマネジメントの3事業がベースになっている。プラットフォームは順調に進んでおり、マーケティング支援事業も堅調に推移しているという。


Candeeのメインビジネス

 また、タレントマネジメントも、時間はかかるものの実績も積み上がってきているようだ。特に、他の事務所からCandeeに移籍する人気タレントも多く、仕事が早く決まるケースも多い。また、タレント活動のサポートからマーケティング支援ビジネスとのシナジーも生まれるようになり、3カ月前と比べると、売上ベースで2〜3倍に拡大しているという。当初は、スタンドプレーが多かった各事業も横連携できるようになり、Candee自身でコンテンツ制作からマネジメント、販売・プロモーション支援までカバーできるようになった。

 古岸氏は、「Live Shop!は構想するプラットフォームのワンオブゼムでしかない」とし、今後は、各プラットフォームの構築にも力を入れる。特に、出資元のNTTドコモ・ベンチャーズでは、2020年に向けたスポーツ観戦やライブ鑑賞などの分野で取り組みにおいて、Candeeの持つソーシャルライブコマースのノウハウや知見、モバイル動画を主軸とした新たなビジネスモデルの開発力でシナジーを見込む。両社は、Live Shop!において一部トライアルを開始する予定だ。

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