logo

ライドシェアサービスは数年後に消える?--無人運転技術がもたらす未来を予想

Jason Perlow (ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2017年11月20日 07時30分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 X世代(1965〜1980年に生まれた世代)に属する筆者は、おそらく自動車を所有するという概念にこだわる最後の世代だろう。

 筆者は自動車が大好きだ。車種によって異なるさまざまなデザインや、乗り心地の違いをこよなく愛している。それぞれの自動車ブランドにまつわる歴史や文化にも惹きつけられる。

 「Chevrolet Camaro」のコンバーチブルを幌を開けて運転するという目的のためだけに、ドライブに出かけるのも大好きである。

 だが、自動車、特に2台の自動車を所有していることでかかる負担については、好んでいるわけではない。妻は筆者より頻繁に運転するため、毎日自動車が必要だ。筆者は在宅勤務なので、外出時を除くと、筆者の自動車は約90%の時間、ガレージに鎮座している。

 妻は「Infiniti」で年間約7000マイル(約1万1265km)走行する。筆者のCamaroのこれまでの走行距離は、たったの4000マイル(約6437km)だ。Camaroを手に入れたのはちょうど1年前だが、これでは、自動車を所有しておく理由にならないだろう。

 多くの人、特にミレニアル世代(1980年~2000年代初頭に生まれた世代)は、家を所有することだけでなく、自動車を所有するという概念にも興味を失いつつある。

ライドシェアリングの人気が頂点に達している

 UberやLyftのようなサービスは現在、人気が頂点に達しており、自動車や自動車保険の支払い、燃料/エネルギーの消費、メンテナンスといった負担が伴わないという、とてつもなく素晴らしい自由を個人に提供している。

 筆者はかつて、出張の際にはレンタカーを利用していた。今では、UberやLyftのサービスを利用できる都市を訪れるときは、もうレンタカーを利用していない。スマートフォンを手に取って、ボタンをタップし、数分以内にドライバーに来てもらう方がはるかに便利だからだ。

 駐車に手間取ることもないし、自動車を返すことやガソリンを満タンにしなければならないことを心配する必要もない。高額なレンタカーの経費報告書も不要だ。

 必要なのは領収書だけ。Uberはそれを自動的に電子メールで送信してくれる。

 フロリダ州にある自宅にいるときは、よくUberに配車を頼んで、ハッピーアワーを提供する地元のいろんなレストランに妻と出かける。何も心配せずに、酒を飲むことができる。

 現在、ライドシェアリングは非常に人気の高いトレンドなので、現行のライドシェアリングサービスは前途洋々だと考える人もいるだろう。

 だが、筆者はUberとLyftが数年後になくなっている可能性もあると考えている。

 近い将来、破壊的な勢力が登場しそうだ。その勢力とは、無人運転の電気自動車である。Uberは(まだ成功していないが)このテクノロジに手を出している。同社は挫折を経験したが、今後、無人運転自動車のテストを再開すると筆者は予想している。

 Lyftもサンフランシスコで自動運転のテクノロジをテストしている。

 しかし、筆者の考えでは、自動車とライドシェアリング業界の仕組みを十分に変えることができる企業は、実際にはAppleとAmazonの2社だけだ。

 だが、AppleもAmazonも現時点では自動車にそれほど関与していない。では、なぜ筆者はこの2社だと考えるのか。

-PR-企画特集