Appleが「iPhone X」と同じ顔認証機能を搭載するハイエンドの新型「iPad」に取り組んでいると、Bloombergが報じている。早ければ2018年に発売される可能性があるという。
Appleは通常、iPadの新シリーズを6月に発表する。Bloombergによると、2018年には、「Face ID」で端末のロック解除などを行うタブレットが少なくとも1機種発表されるという。情報提供者の1人は、これによりホームボタンがなくなる見込みだと語っている。また端末上下のベゼルがかなり薄くなるという。
iPhone XのFace IDシステムでは、一連のカメラやセンサによってユーザーの顔をスキャンし、端末のロック解除などを行う。Face IDは、2013年の「iPhone 5S」で導入された指紋センサ「Touch ID」の後継となるシステムだ。
新型iPadには、顔認証が搭載される可能性があるが、iPhone Xのような有機ELディスプレイはおそらく搭載されないとBloombergは報じている。有機ELには、端末のディスプレイや色を向上させる効果がある。
米CNETはAppleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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