ロボットホームが挑む不動産業界の透明化--IoTが賃貸住宅経営を変える - (page 3)

加納恵 (編集部)2017年11月14日 11時56分

開発で重視しているのはスピード感とデザイン

――不動産業界をITで変えていくためには、エンジニアの力があってこそだと思いますが。

 当社グループでは現在68名のエンジニアがいますが、同時に力を入れているのはデザイン部門です。デザインを中心に機能を創造しているのが、他社と大きく違うところだと思います。社内には不動産セクターの人間もいますし、エンジニアもいますが、全員がデザインドリブンを意識しています。

 ただ、それ以上に意識しているのはスピード感で、朝決めたことが夕方には違う方向性になっていることもよくあります。1週間ですべてが変わることもありますから、進めながら、柔軟に変えていくことで、スピード感のある開発を目指しています。

 「常に完璧を求めない」とは社内でもよくいっていて、そのため、コミュニケーションはかなり取っている方だと思います。情報の伝達はチャットも使いますが、それは文字として残すためで、あくまでも直接話すことが基本です。

――今後の取り組みについて教えてください。

 LPWAを使った環境データセンサの取得は、今後の常識になると思っていて、ベースとして押さえていきます。それ以上に考えているのは賃貸住宅キットのラインアップを増やすこと。すでに開発中のものもありますし、2018年には新たな機器を紹介できると思います。オーナーがメリットになる機能は、すでに取り込めていると思うので、入居者のメリットになるようなものをどんどん増やしていきたいと思います。

 同時にずっと追求しているのは業務効率化です。先述しましたが、人間の知見に頼っていると品質の統一が難しいですよね。それをサポートするのがAIやIoTだと思うので、それらを活用した業務のサポートツールを作っていきたいと思います。

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