Appleは自社のデバイスからQualcomm製品を完全に締め出そうとしているのかもしれない。
特許とライセンス料をめぐってQualcommと熾烈な争いを続けているAppleは、2018年の「iPhone」と「iPad」について、Qualcommのコンポーネントを廃止する前提で開発しているという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間10月30日に報じた。情報筋がWSJに対し、AppleはIntelのモデムチップのみを採用することを検討中で、MediaTekを採用する可能性もあると伝えたとされている。
両社は、Appleが約10億ドルの支払いを求めてQualcommを提訴した2017年1月から係争を続けている。Appleは、Qualcommが同社の技術に対して公正なライセンス条件を提供しなかったと主張している。
Qualcommはこれを受け、Appleを特許侵害で反訴し、iPhoneの販売差し止めを求めた。Qualcommは、iPhoneを含むいかなる携帯端末も同社のセルラー技術がなければ実現しなかったと主張している。
米CNETはAppleとQualcommにコメントを求めたが、回答はすぐに得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来