Microsoftは、「Xbox」向けのモーションセンサ「Kinect」の生産を終了した。
ユーザーが所有するKinectは今後も動作するが、現在の在庫がなくなった時点で新たに販売されることはもうなくなる。
ともにMicrosoftに所属する、Kinectを開発したAlex Kipman氏と、Xboxデバイスマーケティング担当ゼネラルマネジャーを務めるMatthew Lapsen氏が、米国時間10月25日に公開されたFastCoDesignのインタビューでこれを明らかにした。
Kinectは2010年、「Xbox 360」向けに初めて発売され、その後、「Windows」と「Xbox One」向けに新モデルが発売された。ユーザーの体全体をトラッキングする点で画期的な周辺機器だったが、場所を取り、動きが遅い場合があるという欠点もあった。
Kinectの技術は、Microsoftがその後、「HoloLens」「Cortana」「Windows Hello」などの開発を進める上で不可欠な要素となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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