Google Homeは最寄りのコーヒーショップやピザハウスの場所を教えてくれるが、驚いたことにその情報をスマートフォンに転送できない。モバイル端末への送信はGoogleマップの最も便利な機能の1つであることを考えると、非常に重大な見落としといえるだろう。
それでも、Google Homeに「OK Google、それを私のスマートフォンに送って」と言うことで、自分のスマートフォンに情報を転送できるようにはなった。Googleマップではまだ利用できないが、以下のサービスでは機能する。
Google Homeがスマートフォン(AndroidでもiOSでも)に情報を送ると、スマートフォンにGoogle Homeからのプッシュ通知が表示される。
Amazonは最近、Alexa搭載スピーカ向けのプッシュ通知機能の提供を開始した。不在着信、未読メッセージ、Amazonに発注した商品の出荷状況などを音声でユーザーに知らせる。今のところ、代替策を考えない限り、Google Homeではこうしたプッシュ通知は使えない。
だが、プッシュ通知はGoogleが5月のGoogle I/Oで予告した機能の1つだ。「Proactive Assistance」という名称のこの通知機能は、設定したリマインダー、予約済みのフライトの状況、通勤路の異常な混雑などのアラートをユーザーに提供するとしている。この機能がいつGoogle Homeに追加されるのかはまだ不明だ。
プッシュ通知に最も近いのは、最近追加されたリマインダー機能だろう。リマインダーが作動すると、Google Homeはチャイムを鳴らし、天面にあるLEDの1つを10分間点灯させる。
Google Homeのようなスマートスピーカには、さぞかし素敵なアラーム機能が搭載されているだろうと思うかもしれない。だが、それも間違いだ。Google Homeのアラーム機能は非常に基本的なものだ。
アラームをセットし、そのアラームに名前を付け、繰り返しを設定したり、アラームの音量を調整したり、スヌーズしたりできる。だが、異なるアラーム音を選ぶことはできない。音楽のようなカスタムアラーム音を設定することはできない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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