ビデオリサーチインタラクティブは8月30日、スマートフォンでのリーチ(累積到達率)獲得が最大となるよう、アプリ・ウェブサイトの組み合わせを順序付けし可視化するプランニングツール「Mobile Reach MAX」の提供を開始した。
同サービスは、ニールセンのデジタルのモバイルインターネット視聴データサービス「Mobile NetView」の視聴ログデータをベースに開発したもので、2017年1月に発表した両社の資本業務提携により実現した。対象媒体は、月間の推定訪問者数が全体で50万人以上のアプリやウェブサイトなど。
Mobile Reach MAXでは、性別や年齢などのターゲット属性を指定したシミュレートに対応するほか、アプリ・ウェブサイトの選択をアシストするため、月間のユニークオーディエンス数やターゲット含有率(分類されるカテゴリ・サブカテゴリも含む)の表示に対応。また集計期間は、最長1カ月間の中で任意に指定できる。
従来のアンケート調査と異なり、実際のユーザーのアクセス記録をベースとしているため、アプリやウェブサイトの利用時間や頻度などの正確な利用動向データの提供が可能。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況も把握できるという。
データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくは、スマートフォン全体での利用状況が参照でき、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルタを通すことでデータを抽出できる。
なお、利用するには、別途Mobile NetViewの契約が必要となる。
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