ユーザベース、企業情報とユーザーの顧客データを使ったABMを実現する「FORCAS」

 ユーザベースは5月29日、Account Based Marketing(ABM)やPredictive Marketingを支援する新サービス「FORCAS」を発表した。

 FORCASは、企業・業界情報プラットフォーム「SPEEDA」の「自動ターゲティング」機能として提供されていたもの。データ分析に基いてアプローチすべきアカウントを予測し、マーケティングと営業のリソースをそのターゲットアカウントに集中させるBtoBマーケティングをサポートする。

 SPEEDAが格納する400万社以上の国内企業データの中から、シナリオに該当する企業をリストアップ。ユーザーが持つ顧客情報を取り込み、SPEEDAの企業情報を用いて分析することで、顧客企業の共通項を抽出し、営業候補先を自動で選定する。

 当初は、SPEEDAの一部ユーザーのみに有償で提供する。2017年秋以降に、ユーザーを限定せずに開放するという。また、SPEEDAのユーザーに向けオプションとして提供を開始するが、将来的にFORCAS単独での提供も予定している。

 同社では、東京商工リサーチ、マルケト、セールスフォース・ドットコム、Sansanとパートナーを組み、各社が提供するサービスとFORCASの連携機能を持たせるという。


「FORCAS」

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