4月11日にリリースされた「Windows 10 Creators Update」の普及状況について、Microsoftがおおまかな状況を報告した。同社によると、Creators Updateのインストール後に生じていたBluetooth接続に関する不具合を5月の月例品質アップデートで修正した際、初の「大幅な普及拡大」があったという。
Creators Updateの提供は世界中で段階的に進められており、まずは比較的新しい端末が対象になっている。OEMと直接協力してテストされていない比較的古い端末は、後回しにされている。「Widows 10」を搭載する5億台の端末と、対象となるWindows 7搭載端末が全てアップデートされるまでには、数カ月かかる見通しだ。
MicrosoftのJohn Cable氏によると、Creators Updateに関しては「さまざまなことが順調に進んでいる」ので、今後、さらに「数千万台」の端末に配信される予定だという。
「われわれはアップデートをより多くの端末に提供する前に、現行のユーザーたちに満足してもらえるように努力している。これまでに寄せられたフィードバックと、これまでに加えたさまざまな改善点に基づいて、提供範囲を着実に拡大しており、Windows 10 Creators Updateをさらに数千万台の端末に提供している。それにはサポート対象の『Windows Phone』も含まれる」(Cable氏)
AdDuplexの統計によると、Creators UpdateはWindows 10搭載端末の18%に導入されている。約4分の3はAnniversary Updateのままだ。
段階的な提供を進めながら、Microsoftはユーザーにフィードバックを提供するよう促しており、同社がフィードバックに耳を傾けることを約束している。フィードバックを伝える最善の方法は、Microsoftの「フィードバックHub」アプリケーションを利用することだと同社は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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