「WannaCry」感染コンピュータの大多数は「Windows 7」--Kaspersky Lab

Carrie Mihalcik (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年05月22日 09時26分

 WannaCryは、「Windows」の古いバージョンの脆弱性を利用するランサムウェアだ。これまでのところ、最も被害が多いのは「Windows 7」を使用するユーザーだという。

 ここ1週間ほど、世界は過去最悪のサイバー攻撃に直面しており、病院や企業などに影響が及んでいる。この攻撃によって、150カ国で30万台超のマシンに感染したとされる。

 セキュリティ企業Kaspersky Labが米国時間5月19日に公表したデータによると、感染したPCの約98%がWindows 7のいずれかのバージョンを実行していたという。約1.5%が「Windows Server 2008 R2」クライアントで、「Windows XP」の感染はわずかだったと、Kaspersky Labの研究担当ディレクターを務めるCostin Raiu氏はツイートで述べた

 Windows 7は2009年にリリースされたが、MicrosoftのOSで現在も最も普及しているバージョンだという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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