今回、プレゼンテーションのほとんどを務めたパネイ氏は、日本マイクロソフト 代表取締役 社長の平野拓也氏が“Mr.Surface”として紹介した人物で、Surfaceシリーズの生みの親。
パネイ氏は、「日本の企業のために米国で仕事をしてきたが、日本に恋をしてしまった」と自身が愛する鎌倉の写真を交えながら語った。
日本に住んだ経験を持ち、「さまざまな学びがあった中で、絶対諦めないとはどういうことなのか。モノ作りについても学んだ。あらゆるディテールに対する執着を学んだ。モノ作りに対して辛抱すること、妥協しないことがいかに大事か。時間をかけてきちんとやることが重要と学んだ」と語った。Surfaceを作る上でもその教訓は生かされているという。
「日本において学んだ教訓がSurfaceチームの基盤。価値観をビジネス、製品に反映している。情熱、緻密さ、努力、職人芸という文化を本日の製品すべてにおいて反映されている」と語った。
日本は世界の中でトップ3に入るSurfaceの販売が好調な国という。「世界ナンバーワンの小売店舗は東京にあり、トップ7店舗が日本に存在している」とし、量販店のロゴを紹介した。「また、2016年から2017年にかけて、日本のビジネスの成長率は47%。今日来た目的は、『本当にありがとうございます』と皆様に伝えること」と語った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス