また、ドコモが力を入れているのが第5世代移動通信方式「5G」だ。2020年の商用サービス開始を目指している。5Gの高速・大容量、低遅延の特徴を活かし、幅広いパートナー企業との連携による新たなサービス創出に向けた、「5Gトライアルサイト」に取り組んでいる。
その一環として、フジテレビジョン(フジテレビ)と、デモコンテンツの共同開発、および5G技術を活用した実証実験やデモンストレーションを進めることについて合意したことを発表。また、パナソニックと、高臨場・高精細の映像を伝送する共同実験を行うことも明らかにしている。
5Gにより高画質・大容量の映像を伝送することで、より快適に高画質の映像を視聴できるシーンの創出を目指す。たとえば、コンサート会場やスタジアムの様子を360度カメラで撮影した大容量エンターテインメント映像を5Gで伝送することで、どこにいても会場にいるかのような高臨場感を体験できるようになる。また、高精細カメラで撮影した映像を、5Gの大容量・低遅延の特徴を活用して伝送することで、これまで以上に快適に映像を楽めるようになるとしている。
吉澤氏は、「2020年も目の前。期待を超える驚きと感動を、今後も提供していく。ドコモは今年25周年を迎える。今後もチャレンジし続けていく」と意気込みを語った。
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