Googleが仮想現実(VR)の分野で、他のメーカーと手を組むことになった。
Googleは、スマートフォンや別個のコンピュータがなくても機能する新世代VRヘッドセットの開発において、LenovoおよびHTCと共同で取り組んでいることを明らかにした。スマートフォンと組み合わせて使う現行の「Daydream」ヘッドセットとは異なり、この新しいデバイスではすべての機能が本体に内蔵される。
GoogleでVRを担当するバイスプレジデントのClay Bavor氏はこの新型デバイスについて「スタンドアロン型VRヘッドセットと呼ばれるものだ」と説明している。「つまり、必要なものは全部ヘッドセット本体に組み込まれているということだ。加えて、このデバイスではすべてがVR専用に設計される」
Bavor氏によると、Googleはこのデバイスを使いやすく、スマートフォンを用いたヘッドセットより性能の優れたものにしたいと考えている。
同氏はこの新しいヘッドセットの予定価格や名称については明らかにしなかったが、2017年内には発売される予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス