Appleの「iTunes」が「Windowsストア」で提供開始される。MicrosoftのWindows and Devices部門担当バイスプレジデントのTerry Myerson氏が米国時間5月11日、開発者会議「Build 2017」で発表した。
これまでも「Windows」で、AppleからiTunesを直接ダウンロード可能することができたが、Microsoftが先週発表した軽量版の「Windows 10 S」では、Windowsストアのアプリのみインストール可能となる。
iTunesがWindowsストアで提供されれば、Windows 10 Sへの移行を検討するユーザーらの障害となり得る要素の1つが取り除かれる。iTunesのデスクトップ版はWindowsユーザーにとって、音楽を整理したりApple製のモバイルデバイスからバックアップしたりするための手段として今でも高い人気がある。
Myerson氏は、「Autodesk Stingray」や「SAP Digital Boardroom」などのアプリもWindowsストアで提供すると発表した。「Spotify」もストアで提供されることが先週明らかになった。Microsoftのサービス規約に基づき、Googleの「Chrome」などのサードパーティー製ウェブブラウザは、Windowsストアでそのまま提供することはできないようだ。
Myerson氏は、iTunesがWindowsストアで提供開始される時期を明らかにしなかったが、The Wall Street JournalのJay Greene氏によると、2017年末までには登場する見込みだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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