Microsoftによると、PC、タブレット、スマートフォン向けに同社が提供する最新OS「Windows 10」を搭載する端末が5億台を突破したという。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)を務めるSatya Nadella氏は米国時間5月10日、シアトルで開催された同社の開発者会議「Build 2017」に登壇し、「開発者として、社会のあらゆる部分、そして経済のあらゆる部分にわれわれが影響を与える機会がこれほどまで大きかったことはいまだかつてない」と述べた。
Windows 10はリリースから2年弱で5億台に達したことになる。同OSは当初、2009年まで遡る「Windows」のすべてのバージョンを使用するユーザーに対して無償で提供された。Windows 10は、「Windows 8」に対する批判に応える意味も込めて設計されている。Windows 8は2012年のリリース当時、「習得が難しすぎる」として酷評された。
一方、Windows 10は2015年のリリース当時、「かなり改善されている」と評価された。
Microsoftは当初、2018年までにWindows 10搭載端末が10億台に達すると予測していると述べていたが、その後、その期限が守れそうにないことを正式に認めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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