Googleが仮想現実(VR)を手がけるOwlchemy Labsを買収した。両社が米国時間5月10日に発表した。買収条件は公表されていない。
6年前に創業したOwlchemy Labsは「Job Simulator」など、賞を獲得したさまざまなゲームの開発元として知られている。Job Simulatorは「HTC Vive」「Oculus Touch」「PlayStation VR」のローンチタイトルだった。
GoogleのAR/VR担当エンジニアリングディレクターであるRelja Markovic氏はブログ記事の中で、Owlchemyのゲームについて、「本当によく考えられたインタラクティブ体験で、応答性に優れ、直観的で自然に感じられる」と賞賛した。
Owlchemyは、高品質なマルチプラットフォームゲームを構築することに「強い関心を抱いて」おり、今後もHTC ViveやOculus Touch、PlayStation VRといったプラットフォーム向けにVRコンテンツの構築を続けていくと同社のブログで述べた。
Googleには、独自のVRヘッドセットである「Daydream」や「Google Cardboard」がある。またVRコンテンツも制作しており、その1つである「Tilt Brush」アプリは複数のプラットフォームで動作する。
GoogleとOwlchemyは、「多種多様なプラットフォームで、魅力的かつ没入的なゲームを創造して、新しいインタラクションモデルを開発し、最高のVR体験を生み出し続けるために」協力していくとMarkovic氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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