「Amazon Prime」会員にとって、「Apple TV」の問題の1つはAmazonのビデオコンテンツがストリーミングできないことだ。しかしRecodeの報道によると、AppleとAmazonはまもなく、両社の意見の相違は脇に置いて、2017年夏にAmazonのビデオアプリをApple TVに対応させる予定だという。
関係者はその可能性を公に認めようとはしないが、Recodeは「両社に詳しい複数の情報筋」の話として、両社がまもなく合意する見込みだと報じている。
「iOS」を搭載するモバイルデバイスは、購入が不可能な、機能を限定したバージョンのAmazonのビデオアプリをサポートしている。しかしApple TVでは、このアプリがどのような形態でも提供されたことはなかった。
競合するRokuのセットトップボックスは、主要なストリーミングアプリをすべてサポートし、アプリから直接映画のレンタルや購入が可能だ。
両社の対立の核心は、「Amazon Video」とAppleの「iTunes」が互いに競合するサービスであるという点にある。Amazonは2015年、Apple TVとGoogleの「Chromecast」の販売を止めた。「Prime Video」のストリーミングがサポートされていないことを知って返品する顧客がいたためとされていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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