Appleは69ドルの第3世代「Apple TV」の販売を終了した。これにより、Apple Storeで新品を購入できるのは、149ドルの第4世代Apple TVだけになる(現時点では、まだ第3世代の整備済製品も販売されている)。
この動きは予想外のものではなかった。2015年に第4世代Apple TVが発売された時点で、2012年発売の第3世代は、いずれ廃番になるとみられていたからだ。販売終了に伴い、第3世代はひっそりとAppleのウェブサイトから姿を消し、同製品が掲載されていたページは第4世代のページへリダイレクトされるようになった。
数に限りのある整備済製品を別として、第3世代のApple TVを手に入れたい消費者は、一般の販売店を探せば、当初とあまり変わらない価格で購入できる。ただし、今後Appleが第3世代のサポートを続けるかどうか、また続けるとすればどのような形になるかは、明らかにされていない。
今回の決定に関して問い合わせたところ、Appleの担当者からは次のような回答があった。「テレビの未来はアプリにあり、当社の顧客はSiri Remoteを通じて、新しいApple TVを音声とタッチでコントロールする体験を気に入ってくれている(中略)。そのため、当社は新しいApple TVによるアプリ中心のテレビ体験にすべてを集中させることを決めた」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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