iOS 10.3のリリース、iPad第5世代の細かな変更点--Appleニュース一気読み

 3月28日〜4月3日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

すぐに試したい「iOS 10.3」の5つの機能
すぐに試したい「iOS 10.3」の5つの機能

 この1週間、Appleのニュースは少なく、最も大きなものはiOS 10.3、macOS 10.12.4などのソフトウェアアップデートだった。

 今回のiOS 10.3アップデートが重要なのは、ファイルシステムの変更だ。iOS 10.2までは、HFS+と呼ばれるファイルシステムが使われてきた。HFS+は、30年以上使われてきたHFSの拡張版であり、基礎設計はフロッピーディスクを使っていた時代に遡る。

 現在、フラッシュストレージが前提となっていることから、新しいファイルシステムが必要となり、WWDC 2016で発表されたのがApple File System(APFS)だ。

 暗号化やスナップショット機能などが新たに追加されており、スピードと効率性を高めたファイル管理が可能になってくる。

 その他、iOS 10.3では、いくつかの新しい機能が追加されており、CNETでは5つの機能をピックアップした記事が配信された。

「OS X Yosemite」と「El Capitan」のセキュリティアップデートが公開(3/28)
すぐに試したい「iOS 10.3」の5つの機能(4/1)
「iOS 10.3.1」がリリース--セキュリティ改善など(4/3)

iPad第5世代の細かな変更点--バッテリ搭載量は拡大

 3月21日に発表された第5世代となるiPad。iFixitが分解レポートを更新している。外見の寸法や重量はiPad Airと同じであり、より薄く軽くなったiPad Air 2やiPad Pro 9.7インチモデルよりも第5世代のiPadの方が重く重くなっている。

 しかしその代わり、バッテリ搭載量は増えている。iPad Air 2は27.6Wh、iPad Proは27.9Whだった容量は、32.9Whに拡大されていた。この容量もiPad Airと同じとなっている。

 プロセッサの世代がA9となり、バッテリ容量が拡大されたことから、カタログ上は同じ10時間のバッテリ持続時間ではあるが、場合によってはiPad Air 2やiPad Proにくらべ、バッテリ持続時間が20%ほど向上している可能性もある。

 同じようなことが、2016年10月に発表されたMacBook Proにも起きている。13インチで比べると、Touch Barなしのモデルの方が、Touch Barありのモデルよりもバッテリ容量が多く、持続時間も長い。

 第5世代iPadとiPad Airからの細かい変更点は、マイク部分の穴が円形に変更されたこと、側面のロックスイッチが廃止されたこと、エッジ部分が鏡面仕上げではなくなったことなどだ。

9.7インチ新型「iPad」の修理は困難--iFixitの分解レポート(4/3)

米国音楽市場の売上高はストリーミングが5割に

 Spotifyの躍進、Apple Musicの安定した成長もあり、2016年の米国の音楽市場では、ストリーミングの売上高が初めて5割を超えた。これにはPandraの広告を消す有料オプションや、Amazon Prime Musicの限定サービスの売上は含まれておらず、全体としてもう少し大きな数字になることも考えられる。

2016年の米音楽市場、ストリーミング売上高が初の50%超に--RIAA(4/3)

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