サムスンは米国時間3月29日、「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」を発表した。
3月30日から両製品の予約注文受付が開始される。出荷と店頭販売は4月21日に開始予定だ。
両製品の素晴らしい点は、比較的大きな画面を搭載しているにもかかわらず、コンパクトに感じられることだ。サムスンによると、Galaxy S8は「Galaxy S7」よりも幅は1.5mm細いが、ディスプレイは5.5インチの「Galaxy S7 Edge」よりも大きいという。画面を大きくするために、端末本体は縦にやや長くなっている。
サムスンは、これまでの「Galaxy Note 7」やGalaxy S7 Edgeと同様に全体的に丸みを帯びたこの新しいディスプレイのフォームファクタを「Infinity Display」と呼んでいる。端末前面の83%をサムスン製のAMOLEDディスプレイが占めていることを考えると、ぴったりの名称といえる。
上下ベゼルの大部分がディスプレイとなり、もはや物理的なホームボタンを配置するスペースはない。その代わりに画面上の感圧式ボタンが、非表示の場合を含めて常時オンとなっている。
物理的なホームボタンがないため、指紋センサも別の場所に移動している。上の写真に示されているように、指紋センサは端末背面のカメラレンズの左側にある。端末のロックを解除しようとしてカメラのレンズに指紋を付けてしまう可能性があるので、指紋センサの位置としては最悪だ。
しかし、他に手段がないわけではない。Galaxy S8/S8+には、端末ロックを解除するための虹彩スキャンおよび顔認識技術が搭載されている。
フレームの左側面には「Bixby」専用ボタンと、そのすぐ上に音量の上下ボタン。右側面には、端末のロックと起動にも使用される電源ボタンがある。
サムスンはmicroUSBではなくUSB-Cを採用した。USB-Cにも、有線および無線に対応するサムスンの急速充電技術が搭載されている。
全部で5色展開だが、一部の色は地域限定色だ。米国で提供されるのはミッドナイトブラック、オーキッドグレー、アークティックシルバーの3色で、他にメープルゴールドとコーラルブルーが地域限定で提供される。
Galaxy S8 | Galaxy S8+ | |
---|---|---|
サイズ・重量 | 148.9x68.1x8.0mm、155g | 159.5x73.4x8.1mm、173g |
耐水・耐塵 | IP68 | IP68 |
画面 | 5.8インチ、Quad HD+(2960x1440)、570 ppi | 6.2インチ、Quad HD+(2960x1440)、529 ppi |
ストレージ | 64GB、最大256GBのmicroSDに対応 | 64GB、最大256GBのmicroSDに対応 |
メモリ | 4GB RAM | 4GB RAM |
バッテリ | 3000mAh | 3500mAh |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 835(米国)、一部地域ではサムスンExynos | Qualcomm Snapdragon 835(米国)、一部地域ではサムスンExynos |
カメラ | 背面:Dual Pixel 12万画素、前面:8万画素オートフォーカス | 背面:Dual Pixel 12万画素、前面:8万画素オートフォーカス |
OS | Android 7.0 | Android 7.0 |
接続 | USB-C、NFC、Wi-Fi、GPS、Bluetooth | USB-C、NFC、Wi-Fi、GPS、Bluetooth |
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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