MWC 2017

「Surface」を射程に捉えたサムスン「Galaxy Book」--触って分かった魅力とは

Xiomara Blanco (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2017年03月01日 07時00分

 Microsoftの「Surface Pro 4」は、このところ熾烈な競争にさらされている。そう感じているのは筆者だけだろうか。

 最新の競合製品のなかでも特に注目すべき存在が、サムスンの「Galaxy Book」だ。Mobile World Congress 2017で発表された「Windows 10」搭載タブレットで、10インチモデルと12インチモデルが紹介された。いずれも取り外し可能なキーボードカバーと「Sペン」スタイラスが付属する。そう、MicrosoftのSurface Proシリーズは今でもキーボードが別売りなのだ。

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大型モデルの方が魅力的

 Galaxy Bookは12インチモデルが最上位機種であり、トップクラスのスペックを誇る。極めて鮮明な「Super AMOLED」ディスプレイを備え、Intelの最新の低電圧プロセッサ「Kaby Lake」を搭載。厚さは7.4mmと、キーボードカバーの厚みを加えても、大型タブレットとしては非常に薄い。

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提供:Josh Miller/CNET

 12インチモデルの主な仕様は以下の通りだ。

  • 2160×1440ピクセル解像度
  • 3.1GHz、デュアルコアの第7世代「Intel Core i5」
  • 4Gバイトまたは8GバイトのRAM
  • 128Gバイトまたは256Gバイトのストレージ
  • microSDカードスロット(256Gバイトまで拡張可能)
  • LTEモデルあり
  • USB Type-Cポート×2

 だが、比較的小型の10インチモデルは、それほど目を引くというわけではない。実際、Surface Pro 4で言えば899ドルのエントリモデルに相当し、プロセッサやフルHDディスプレイといったスペックも似ている。実機を見てみたが、12インチモデルのAMOLEDディスプレイの前では、10インチモデルはかすんでしまう。

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2つのモデルを抱えている様子。
提供:Josh Miller/CNET

 10インチモデルの主な仕様は以下の通りだ。

  • 1920×1280ピクセル解像度
  • 第7世代「Intel Core m3」、デュアルコア2.6GHz
  • 4GバイトのRAM
  • 64Gバイトまたは128Gバイトのストレージ
  • microSDカードスロット(256Gバイトまで拡張可能)
  • LTEモデルあり
  • USB Type-Cポート

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