Microsoftは米国時間3月14日、「Slack」に対抗する企業向けチャットツール「Microsoft Teams」を世界各国で正式リリースする。
Microsoftはこの提供開始にあわせて、太平洋標準時3月14日午前8時30分にオンラインイベントを開催する予定だ。
MicrosoftはTeamsについて、「『Office 365』におけるチャットベースのワークスペース」と説明している。
Microsoftは2016年11月上旬、Teamsのパブリックプレビュー版を提供開始した。同社のはその際、TeamsはOffice 365の「Business Essentials」「Business Premium」「Enterprise E1」「Enterprise E3」「Enterprise E5」のいずれかのプランの法人顧客に提供することになるとしていた(ほかに、「Enterprise E4」を販売終了前に購入した顧客にも提供する)。
上に挙げたプランのいずれかに加入しているユーザーは、有料サブスクリプションの一部として無料でTeamsを入手できる。Microsoftは2016年、Microsoft Teamsのエントリーレベルの完全無料版は予定していないと述べていた。
Microsoft Teamsは、「Windows」「macOS」「Android」「iOS」の各OS、およびウェブ上で動作する。
筆者が2016年にMicrosoftの関係者から聞いた話によると、同社はMicrosoft Teamsのリリースが近づいたら、同製品へのゲストアクセスと「Office 365 Education」の対応をいつ、どのように追加するかを詳しく説明するとのことだった。そうした経緯から、今からだいたい1週間後、リリース日にあたる3月14日の前後に、さらにこの2点に関して発表があると予想される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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