Appleの「iPhone」は、誕生から10周年の節目を、曲面ディスプレイとUSB Type-C(USB-C)コネクタで祝うことになるかもしれない。
The Wall Street Journalによると、Appleの次期iPhoneシリーズの少なくとも1モデルは、サムスンの「Galaxy S7 edge」に似た曲面型の有機EL(OLED)ディスプレイを搭載する可能性があるという。
さらに興味深いことに、WSJは匿名の情報筋の話として、新型iPhoneがApple独自の「Lightning」コネクタを廃止してUSB-Cを採用すると報じている。同期や充電に使うUSBケーブルはモバイル業界全体の規格だが、Appleは常に独自の充電用コネクタにこだわってきた。USB-Cへの変更が実現するなら、Appleにとって大きな方針転換となる。
これは驚きでもある。というのも、Appleの「iPhone 7」は、もう1つの業界規格である3.5mmイヤホンジャックを廃止してイヤホンの接続にもLightningを採用し、議論を呼んだからだ。そうしたLightningへのこだわりを考慮すると、今回の小さなうわさは疑ってかかった方がいいかもしれない。
WSJの記事は、ホームボタンの廃止も示唆している。そうなればスペースが空いてベゼルが狭くなるだろうが、Appleが指紋スキャナをどこに配置することになるかは不明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス