Lenovoは、標準モデル「Tab 4」と上位モデル「Tab 4 Plus」の2機種のタブレットを発表した。それぞれ8インチと10.1インチの2つのサイズで5月に発売する。いずれもGoogleの最新モバイルOS「Android 7.0 Nougat」を搭載する。
Tab 4の8インチ版と10.1インチ版の価格はそれぞれ109ドルと149ドルで、 Tab 4 Plusはそれぞれ199ドルと249ドル。
Lenovo Tab 4 | Lenovo Tab 4 Plus | |
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画面 | 1200x800ピクセル | 1920x1200ピクセル IPS |
プロセッサ | 1.4GHz クアッドコア Qualcomm MSM8917 | 2GHz オクタコア Qualcomm Snapdragon 625(MSM 8953) |
メモリ | 2GB | 3GB(16GB版)または4GB(64GB版) |
接続 | 802.11n、Bluetooth 4.2、GPS | 802.11ac、Bluetooth 4.2、GPS |
ストレージ | 16GBまたは32GB | 16GBまたは64GB |
コネクタ | Micro-USBポート、3.5mmヘッドホンジャック/マイクジャック、microSDカードスロット | USB 2.0 Type-Cポート、3.5mmヘッドホンジャック/マイクジャック、microSDカードスロット、指紋リーダー |
スピーカ | Dolby Atmos対応ステレオスピーカ | Dolby Atmos対応ステレオスピーカ |
カメラ | 200万画素のフロントカメラ、500万画素のオートフォーカス対応リアカメラ | 500万画素のフロントカメラ、800万画素のオートフォーカス対応リアカメラ |
通信 | Wi-FiおよびLTE、またはWi-Fiのみ | Wi-FiおよびLTE、またはWi-Fiのみ |
Tab 4 Plusは価格が高い分だけの価値があるようで、画面やカメラ解像度からプロセッサやワイヤレスネットワークに至るまでのすべてがグレードアップされている。また、より高級感のある両面ガラスのデザインが採用されている。
どの機種でも複数のユーザーアカウントが設定可能なので、家族や同居者とタブレットを共有し、ソーシャルアカウントなどの独自の設定を各自が維持することができる。しかしここに、もう少し興味深い点がある。Lenovoは、子供用または仕事用に操作性を変えられる2種類のアドオンパックを用意した。
「Kid's Pack」には、耐衝撃バンパー、ブルーライトフィルター、キズ防止用の3Mステッカーが含まれる。キュレーションされたコンテンツを表示する専用の「Lenovo Kid's Account」、安全性が確認されたウェブサイトを表示するブラウザ、そして保護者用のスケジュールツールも含まれている。基本的に、Amazonがタブレット「Fire Kids Edition」や「FreeTime」サービスで提供しているものと同じだ。
「Productivity Pack」は、Bluetooth対応キーボードとトラックパッドを装備するAndroid搭載2in1PCとしてタブレットを使用できるようにするものだ。こちらもAmazonのオプションに非常によく似ているように思われる。キーボードとマウス用に最適化されたよりノートPCに近いインターフェースには、タスクバーが表示され、すばやいアプリ切り替えが可能で、マルチウィンドウにも対応する。
アドオンパックの価格と発売日は発表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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