Microsoftの「Surface Pro 4」は、このところ熾烈な競争にさらされている。そう感じているのは筆者だけだろうか。
最新の競合製品のなかでも特に注目すべき存在が、サムスンの「Galaxy Book」だ。Mobile World Congress 2017で発表された「Windows 10」搭載タブレットで、10インチモデルと12インチモデルが紹介された。いずれも取り外し可能なキーボードカバーと「Sペン」スタイラスが付属する。そう、MicrosoftのSurface Proシリーズは今でもキーボードが別売りなのだ。
Galaxy Bookは12インチモデルが最上位機種であり、トップクラスのスペックを誇る。極めて鮮明な「Super AMOLED」ディスプレイを備え、Intelの最新の低電圧プロセッサ「Kaby Lake」を搭載。厚さは7.4mmと、キーボードカバーの厚みを加えても、大型タブレットとしては非常に薄い。
12インチモデルの主な仕様は以下の通りだ。
だが、比較的小型の10インチモデルは、それほど目を引くというわけではない。実際、Surface Pro 4で言えば899ドルのエントリモデルに相当し、プロセッサやフルHDディスプレイといったスペックも似ている。実機を見てみたが、12インチモデルのAMOLEDディスプレイの前では、10インチモデルはかすんでしまう。
10インチモデルの主な仕様は以下の通りだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」