今から1年前、Nokia最高経営責任者(CEO)のRajeev Suri氏は新世代のNokia携帯電話を約束した。
Nokiaは、同社の元従業員で構成されるモバイル新興企業HMD Globalと提携し、MWCで4種類の新型携帯電話を発表した。
4種類の新型携帯電話と書いたが、厳密に言えば、完全な新製品はそのうちの2機種だけだ。残りの2機種については、われわれは過去にさまざまな形で見たことがある。
過去に高い人気を誇った「Nokia 3310」フィーチャーフォンの刷新版は、懐かしさを強く喚起したが、スマートな要素は少なかった。一方、2017年という時代に合わせてデザインが変更された。この新モデルは、よりスリムになったユニボディデザインを採用しており、カラー画面、基本的な機能を備えたカメラ、22時間も持続するバッテリを搭載する。
HMD Globalがこれまでに開発した最もスマートな携帯電話は「Nokia 6」で、このモデルは数カ月前に中国で販売が開始されている。このNokia 6にいくつかの修正とGoogleとの連携強化が加えられて、中国以外の国々でも発売されることになった。このスマートフォンには、「Arte Black Limited Edition」も存在する。このエディションは、おしゃれなつや出し仕上げが施されているだけでなく、64Gバイトのストレージ(標準モデルの2倍の容量)、4GバイトのRAM(通常のNokia 6は3Gバイト)も搭載する。
「Nokia 3」と「Nokia 5」はいずれも「Android」搭載スマートフォンで、価格と機能はNokia 3310とNokia 6の間に位置する。
Nokiaが2016年に買収した、ウェアラブルとヘルスケアを扱う仏Withingsの今後を示唆する情報も少しだけ明かされた。2017年夏より、Withingsのすべての既存端末はNokiaブランドの製品名に変更され、それらの製品向けに、アップデートされた「Health Mate」アプリが提供されるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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