プログラミングと機械制御などを学習する科学・技術・工学・数学(STEM)教材のなかには、センサやモータなどの機能を文字通りブロック化し、「LEGO」ブロックのように組み立てて遊べる「MODI」、「BRIXO」などユニークなものが存在する。
今回紹介するのは、各ブロックをつなげる必要がない、ワイヤレス対応STEM教材「Plezmo」だ。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Plezmoは、ボタンやスピーカ、各種センサ、モータといった機能を持つブロックを組み合わせ、iPadやAndroidデバイス、Chromebook上で動くビジュアルプログラミング環境から制御できるデバイス。
ブロックが無線制御されるため、各ブロックが離れた状態で機能するシステムの構築が可能だ。壁を挟んでブロックを動かすなど、従来のブロック型STEM教材の枠にとらわれない創造性が発揮できるだろう。
各ブロックの機能は以下のとおり。これらブロックを腕に装着してスマートウォッチのような自作ウェアラブルデバイスにできるリストバンド、好きな場所に取り付けるクリップと両面テープ、といったアダプタも用意されている。
さらに、「Lego Technic」および「Lego Brick」アダプタを使うと、「LEGO MINDSTORMS」「LEGO WeDo」などと組み合わせることもできる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間2月15日まで。目標金額の7万5000ドルに対し、記事執筆時点(日本時間1月13日17時)で約1万ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと33日ある。
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