KDDIは1月10日、Scrumならびに永和システムマネジメントと共同で、法人向けにアジャイル開発の導入を促進できる「アジャイル開発教育プログラム」を2月から提供すると発表した。
アジャイル開発とは、希望者に必要な機能を絞り込んだシステムからスタートさせ、短期間の周期で開発から評価、改善までの工程を高速で回転させる開発手法のこと。市場の変化に対応しながら柔軟にシステムを変更し改良を進められるほか、実現したいアイデアを素早くスモールスタートすることが可能となる。
今回提供するアジャイル開発教育プログラムは、ScrumのJeff Sutherland氏が提唱し、GoogleやMicrosoft、J.P. Morgan、Bosch、Autodeskなど世界中で多くの企業において採用実績のある「スクラム」の手法に準拠した教育プログラム。
同プログラムでは、実務担当者向けセミナーとして、アジャイル開発チームリーダーを対象とする「認定スクラムマスター(CSM)研修」と新規ビジネス企画担当者を対象とする「認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)研修」のほか、経営者、企業経営や新規事業開発の責任者などを対象とする「経営層向けセミナー」を用意している。
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