KDDIは10月26日、IoTビジネスにおけるシステムやアプリケーションの開発・構築、運用開始から改善作業までをサポートするIoTクラウドサービス「KDDI IoTクラウド Creator」を、12月以降に提供開始すると発表した。
KDDI IoTクラウド Creatorは、KDDIの開発チームが利用者とともに、“気づく、変える、生み出す”といったサイクルを繰り返すIoTクラウドサービス。
同社の開発チームによると、利用者に必要な機能を絞り込んだシステムからスタートさせ、最短2週間という短期間の周期で、開発から評価、改善までの工程を高速で回転させるアジャイル開発手法によって、IoTビジネスを徹底してサポートするという。
また、IoTビジネスをすばやく実現するために、KDDIの開発チームによるサポートだけでなく、IoTに特化したクラウドの独自開発基盤を活用し、設備においても充実化を図る。
クラウドの独自開発基盤には、アプリケーション開発基盤のほか、IoT機器と通信のやり取りをするゲートウェイ、データを蓄積するデータ基盤、管理者向けコンソールなどが含まれており、個別にIoTシステムを開発するよりも効率的な開発が可能だという。
KDDIは、ソラコムと共同で開発した法人向けのIoTサービス「KDDI IoTコネクト Air」によるIoT向け回線サービスと、利用者のシステムやアプリケーションの開発を支援するKDDI IoTクラウド Creatorの提供を通して、利用者のビジネスに貢献するとしている。
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