もうひとつ大きな出来事は、3月31日から4月7日まで行われたゲーム内イベント「LIVE Groove Dance burst」と、そのイベント用の新曲「ハイファイ☆デイズ」だ。ストーリーは、シンデレラガールズの世界で活躍するユニット「L.M.B.G」(リトルマーチングバンドガールズ)の代表として、ここまで紹介してきた薫、千枝、みりあに加え、櫻井桃華と市原仁奈の5人がステージに立つべく奮戦するというもの。
人見知りな自分を変えようと、思い切ってリーダーに立候補した千枝を中心にストーリーが展開するなか、薫は新曲を素直にうれしがったり、メンバーを励ましたりおにぎりの差し入れを行ったりするなど、ムードメーカーのような立ち位置で振る舞っていた。
5人とも登場するアイドルのなかでは“年少組”で、性格もバラバラ。しかしワイワイしているだけではなく、ステージ上では5人が手をつないだことを語る場面に象徴されるような、お互いの考えを尊重しひとつにまとまって物事に取り組んでいく成長物語で、ハートフルな内容となっている。なお、当時のイベントに参加していないため、ストーリーが開放されていないプレーヤーでも、「思い出の鍵」アイテムを使用して開放できるようになっている。
またイベントの報酬として薫と千枝のSレア[ハイファイ☆デイズ]が用意された。イラストや特訓エピソードでは、楽器の練習をしていたり、L.M.B.Gとしてステージに立っている様子が描かれていた。
そして楽曲のハイファイ☆デイズはLIVEパートでプレイ可能。薫と千枝にとっては初めてのボーカルデビュー曲となる。ユニット名にあるようなマーチング曲ではなく、ギターサウンド全開の本格的なバンド曲。勇気を持って一歩を踏み出す、前を向いて進んでいくという力強さを強調した楽曲となっている。ステージでは、木や花、そして青空がイメージされるセットを背景に、5人が元気に歌い踊る。3Dライブでは、カメラが一回転する演出も特徴となっている。
ちなみにハイファイ☆デイズは、2016年9月と10月に行われたキャスト陣によるライブイベント「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」の神戸ワールド記念ホール公演とさいたまスーパーアリーナ(SSA)公演で披露された。
アイマスライブ初披露の場となった神戸ワールド記念ホール公演は一般で、サプライズ出演に沸いたSSA公演は取材として、ともに現地で見ていたが、どちらもフルメンバーとはいかなかったものの、キャストの高いパフォーマンスに加え、ステージ上のモニターにステージ衣装をまとった3Dモデルが登場して一緒に踊るなど、オリジナルメンバー5人がそろって歌っているようで、とても印象的だったことは付記しておきたい。
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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