Googleは米国時間11月7日、「Android Auto」の大幅なアップデートを発表した。Android Autoは、運転中のスマートフォンの使用をより簡単かつ安全にするために同社が提供するサービス。
7日のアップデートにより、対応車両やディスプレイがなくてもAndroid Autoが使えるようになった。「Android 5.0」以降が搭載されたAndroid端末さえあれば、Android Autoを使用できる。
Android Autoのアップデート版をスマートフォンにインストールすると、アプリが起動でき、対応車両でAndroid Autoを使用するユーザーが目にするものに似たレイアウト(ただしそれよりも小さい)が、インダッシュディスプレイの代わりにスマートフォン上に表示される。
フォントなどは大きく、「Gmail」や「Twitter」といったアプリへのアクセスは制限され、通話、音楽制御、「Google Maps」など、運転時の基本的なサービスが同アプリに表示される。
Googleは5月に開催した年次開発者会議「Google I/O」で、Android Autoのアップデートを初めて発表した。7日にリリースされたのは最終版ではなく、「OK Google」コマンドなどの主要な機能が欠けている。しかしGoogleは、「数週間」のうちに音声コマンドに対応すると約束している。
Bluetooth接続に対応する車両では、スマートフォンと自動車が接続されれば同アプリが自動的に起動されるように設定できる。
今回のアップデートは、Android Autoが現在提供されているすべての国(計30カ国を超える)で、今後数日間のうちに段階的にリリースされる予定だ。
Android Autoは、Google Playストアからダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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