App Annie(アップアニー)は、2016年第3四半期のアプリ市場調査レポートを発表。そのなかで、スマートフォン向け位置情報ゲーム「Pokemon GO」が、過去最速のペースで6億ドルの消費支出(売上)を突破したとしている。
App StoreとGoogle PlayにおけるPokemon GOの売上が6億ドルに到達したのは約3カ月弱としており、「パズル&ドラゴンズ」の約5倍、「キャンディークラッシュ」の約2.5倍、「Clash of Clans」の6.2倍のペースだという。
またPokemon GOが公開された3カ月におけるプレイ時間は、米国の上位20ゲームの総利用時間のうち、45%をPokemon GOが単独で占めていたという。3カ月目になると総理用時間は減少したとしているものの、それでもほかのアプリと比べて多くの利用時間を獲得できているという。
レポートではこのほか、中国のApp Storeの収益が17億ドルを超え、 米国を抜いて世界最大の市場になったことや、アプリ内サブスクリプションの普及が動画ストリーミングで進んでいることを背景に、「エンターテインメント」カテゴリーの収益が大きく伸びていることなどをまとめている。
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