Microsoftが、「Windows」とハードウェアに関するイベントを米国時間10月26日にニューヨーク市で開催するのに続き、11月2日に別のイベントを同じニューヨーク市で開催することになった。
こちらのイベントには、Microsoftの最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏と、企業向け「Office」担当バイスプレジデントのKirk Koenigsbauer氏が出席し、「変化し続けるコラボレーションの本質、およびすべてのチームがより多くの成果を挙げるために当社ができること」をテーマに議論を行う予定だと、Microsoftは述べている。
ただし、チームのコラボレーション以外にどのような話が取り上げられるのかは、このイベントの招待状には書かれていない。
11月といえば、「Slack」の競合製品、その名も「Skype Teams」のベータテストが実施されるとうわさされている時期だ。
また、筆者の考えでは、Microsoftが「次のOffice」の機能をいくつか紹介する可能性もある。具体的には、Officeのビジネスや業務での利用に関わる機能が考えられる。同社はこの1年ほどの間に、Officeの最新版である「Office 2016」やサーバ関連のツールをリリースしている。
さらに、Microsoftで「OneNote」および「Sway」の開発とリリースを手がけた同社幹部のChris Pratley氏が、「Evoke Studio」チームに加わったことが18日に明らかになっているのも、気になるところだ。このチームでは、3Dデジタル技術を用い、物語を伝える手段や写真、動画ツールを開発している(近頃のEvoke Studioは、MicrosoftのOffice部門でなく、Windows and Devices部門の一部になっているようだ)。
11月2日のイベントでは、Evokeのようなサービスよりも、中核製品であるOfficeやOffice 365に触れられるのではないかと筆者は予想している。しかし、招待状に書かれた以上の情報をMicrosoftの関係者が語らないため、ここに書いたことは筆者の予測にすぎない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス