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スティーブ・ジョブズ氏の命日と追悼記事--Appleニュース一気読み

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 10月11日~10月17日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

ジョブズ氏死去から5年-アップルの元同僚たちが語るカリスマ指導者の人柄
ジョブズ氏死去から5年-アップルの元同僚たちが語るカリスマ指導者の人柄

 2011年10月5日、Appleの共同創業者でカリスマ的な存在であったSteve Jobs氏が死去した。すい臓がんとの長い闘病生活の末、56歳の若さで大きな才能を持った人生の幕を引いた。

 Tim Cook CEOの体制になってから、まったく新しいデバイスとして登場したのはApple Watchだけだ。5年間の間、それ以前まで作ってきたAppleという企業の持てる思想とアセットから、最大の効果を得ることに努めてきた。

 Cook氏は、「『最も重要なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ』。Steveのこと、そして、彼が多くの意味でわれわれの世界を変えたことを今思い出している」とツイートをしている。

 パソコンからモバイルの時代への移行は、アプリストアのエコシステムやシェア経済の発展など、さまざまな形でわれわれの世の中を変え続けている。そのきっかけを作り出した存在こそ、Steve Jobs氏だったのではないか。

 CNETの追悼記事では、Apple関係者によるJobs氏とのエピソードがまとめられている。デザインへの細部のこだわり、パッケージを広告化するアイデアは、現在でもハードウェア、ソフトウェア、顧客体験に通じている。

 ただし、進化も認められる。Tim Cook氏は2016年3月の製品発表イベントで、地球環境と持続性に対する責任について言及し、実行に移している。

 例えばAppleはこれまで、Apple Storeのショッピングバッグはビニールだったが、これを紙袋に改めた。またiPhone 7を購入すると、梱包にはプラスティックが一切排除されたことに気づかされる。Lightning化されたEarPodsヘッドフォンも、Lightningやヘッドホン端子の変換アダプタとともに、型紙に巻き付けられる形で収められている。

 Jobs氏からCook氏へと受け継いだAppleは、コンピュータからわれわれの健康を含む生活へ、PC市場から地球環境へ、そのダイナミズムの変化を受け取ることができる。

 Jobs氏がどこまで「設計」していたかは分からない。しかし少なくとも彼がきっかけをつくってきたことは、Apple創業までさかのぼるまでもなく、理解できることだろう。

ジョブズ氏死去から5年--アップルの元同僚たちが語るカリスマ指導者の人柄(10/17)

Apple Watch Nike+、10月28日に発売へ

 Appleは9月7日のiPhone 7とともに披露したApple Watch Series 2のNikeとのコラボモデル、「Apple Watch Nike+」を10月28日に発売することをアナウンスした。

 Apple Watch Nike+は、GPS内蔵、デュアルコアプロセッサと拡大されたバッテリ、スイミングにも対応する50m防水など、Apple Watch Series 2のアルミニウムケースモデルの性能に準拠する。

 これに加えて、Nikeらしいスポーティーなデザインの専用バンドと、オリジナル文字盤を組み合わせたモデルとなる。ソフトウェア的な違いは文字盤に加えて、Siriで「ランニングを開始」などのエクササイズ系の命令をすると、watchOS 3のワークアウトではなく、Nikeアプリでの計測がスタートする点だ。

 9月7日に発表したプロダクトで未発売なのは、Apple Watch Nike+に加えて、AirPodsだ。また、10月末のMac製品のリフレッシュも噂にあがっており、10月28日に秋の製品リリースをまとめる可能性もある。

「Apple Watch Nike+」、10月28日に発売(10/17)

Apple M&A担当幹部が、Didi Chuxingの取締役に

 Beats買収なども担当したM&A統括幹部、Adrian Perica氏が、中国Didi Chuxingの役員となった。同社は、Appleが5月に10億ドルを出資した中国版Uber、Uberキラーとも呼ばれるタクシー配車アプリ企業。Tim Cook氏は「中国市場の理解につながる」として戦略的な位置づけも明らかにしてきた。

 中国の経済減速と縮小は、同社のiPhone販売を初めとする業績に影響を与えてきた。2016年初は、中国発の経済危機から、混乱も続いてきた。こうした状況の中での中国投資の姿勢は、中国当局に対するアピールとしても有効だと考えられている。

アップルのM&A担当幹部がDidi Chuxingの取締役に(10/13)

Appleの新製品と新機能、レビュー

 前述の通り、iPhone 7とともに発表され、発売日がまだ公開されていないAppleのワイヤレスヘッドフォン「AirPods」と、こちらもベータ版に採用されているiOS 10.1のiPhone 7 Plus向けカメラ機能「ポートレートモード」のレビューを担当した。

 AirPodsは、ヘッドフォンジャックを廃止したiPhone 7と組み合わせることを前提に、今後のオーディオの世界が、ワイヤレス化をより一層進めていく象徴的な製品となった。

 AirPodsに採用されたW1プロセッサはBeats製品にも採用されるが、AirPodsが象徴的である理由は、そのデザインにある。iPhoneに付属しているEarPodsのケーブルを取り払っただけ、そのままのデザインだからだ。

 iPhoneとのペアリングもフタを開くだけで簡単だが、そのiPhoneと同じiCloud IDでログインしている他のAppleデバイスにもプロファイルが共有され、初期設定なしですぐに使える状態になる点は賢い。

 また、左右独立しているため、片方だけで利用したり、片方を友人に渡して2人で音楽や通話を楽しむことも可能だ。

 iOS 10.1とiPhone 7 Plusの組み合わせで実現する新しいカメラの撮影モード、ポートレートモードについても、Appleから情報開示を受けた上で、レビューした。

 2台のカメラを用いた画像処理による背景をぼかした写真は、一眼レフでポートレートを撮影したような結果が得られる。LivePhotosやズームなど、他の撮影機能との併用ができないが、スマホのカメラの新しい可能性として、楽しめるのではないだろうか。

賢いワイヤレスヘッドホン--アップル「AirPods」レビュー(10/11)
まるで一眼撮影のボケ感--iPhone 7 Plusの「ポートレート撮影モード」プレビュー(10/13)

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