Krzanich氏はまた、ビジュアルコンピューティング技術「RealSense」の進歩を披露した。「Intel RealSense Camera 400」は最も小さなRealSenseカメラだ。それでいながら、読み取れる3Dポイントの数が2倍以上に増えているという。
Krzanich氏は次に、RealSenseモジュールを搭載し、障害物を避けながら飛行できるYuneecのドローン「Typhoon H」を披露した。「われわれはこのドローンの衝突回避性能にはとても自信がある」と同氏。一方、開発者が独自のドローンを開発しアプリケーションをリリースできるオールインワン基板「Project Aero」も発表した。
事実上、ロボット向けに作られた自己完結型コンピュータの「Intel Euclid」もRealSenseファミリの一員だ。「Intel Atom」プロセッサ、オンボード通信、モーションセンサと位置センサ、そしてバッテリがひとつになっているという。
Krzanich氏は、視覚的知能についてさらに話をするため、BMWグループの電子工学担当シニアバイスプレジデントであるElmar Frickenstein氏をステージに招いた。BMWとIntelは自動運転車で提携している。Frickenstein氏は、自動運転車の手席に乗ってステージに現れた。BMWは業界に自動運転車の標準をもたらすとFrickenstein氏。「そうすれば、世界中の開発者が同じ枠組みを基に新しい機能を開発できる」と語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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