インテル、VRヘッドセット「Project Alloy」を発表--コード不要の自己完結型

Stephanie Condon (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 緒方亮2016年08月17日 08時30分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

UPDATE  Intelの最高経営責任者(CEO)Brian Krzanich氏が、サンフランシスコで開幕したIntel Developer Forum(IDF)で、新製品「Project Alloy」とともに「マージドリアリティ」(「融合現実」の意)というコンセプトを発表した。

 Krzanich氏は、Project Alloyが「仮想現実(VR)ヘッドセットからコードを取り除く」と語り、コンピュータ、グラフィックス、バッテリを内蔵した自己完結型のVRヘッドセットを披露した。


IDFでVRヘッドセット「Project Alloy」を披露するIntelのCraig Raymond氏。
提供:Intel Corporation

 「マージドリアリティ」のプラットフォームでは、仮想世界を自由に動き回りながら、仮想世界とやりとりをすることができる。「ほぼあらゆるオブジェクトで実現でき、その逆も可能だ。つまり、仮想世界を現実世界に持ち込むこともできるのだ」とKrzanich氏は語った。

 VRはすでに「完全に一般化している」とKrzanich氏。しかし、マージドリアリティは「既存のものとは大きく異なり、これからイノベーションの強力な原動力になる」と同氏は語った。

 Intelは、Project Alloyへの「Windows Holographic」プラットフォームの採用でMicrosoftと協力している。さらに、2017年にはProject Alloyをオープンソース化する計画だ。

 Krzanich氏は、変化するのはテクノロジだけではなく、「Intelもまた変化している」と語った。同氏はIntelのテーマとして、コンピュータ体験の再定義、これからの製品への視覚的知能の採用、クラウドの先例のないプラットフォーム化、次世代のイノベーターの育成の4つを強調した。

 その上で、Krzanich氏は「強力なマイクロプロセッサがテクノロジとイノベーションの中心的な原動力であり続ける」と語った。第7世代の「Core」プロセッサはすでにIntelのPCパートナーに出荷されており、2016年秋にはコンシューマー向けの新デバイスが発売されるという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加