Googleの電子メールサービス「Inbox」で、「Googleドライブ」に格納されたファイルへのリンクを直接メールに追加できるようになった。これ以外にも、2年前に提供開始された同プラットフォームの生産性、スピード、効率の向上を目的とした多数の機能が追加されている。
Inboxでは、プロジェクト管理アプリ「Trello」やオープンソフトウェアサイトGitHubに対する機能性も改善されている。例えば、Trelloについては、1回の通知でプロジェクトの更新概要を取得できるようになっている。同様にGitHubについては、すべての通知が1つのカードビューに統合されるようになった。
また、最近の更新でほぼリアルタイムになった「Googleアラート」が、Inboxでさらにニュースレターに近い形になった。
「新しいアラートの概要が受信トレイの中に直接表示される。その中に気になるものがあれば、クリックして内容を詳しく読むことができる。気になるものがなければ、直ちに確認済みとしてマーク付けすることができる」とGoogleの製品マネージャーを務めるThijs van As氏は公式ブログの記事で説明した。
Inboxではその他に、ウェブ上でのメール作成時に連絡先をto、cc、bccの間でドラッグアンドドロップできるようになった。また、些細だが便利な変更点として、受信トレイから電子メールを削除できるようになった。これまでは、メッセージを選択しなければゴミ箱アイコンが表示されなかった。
新しいInboxは「Android」、「iOS」、ウェブを対象に米国時間8月9日から提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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