Microsoftは米国時間7月6日、「もし誰々が○○だったら?」という仮定の質問ができるチャットボット「Murphy」のウェブサイトをアップデートし、「Slack」と「kik」という2つのメッセージングプラットフォームにも対応したことを明らかにした。このサイトは現在、「Skype」「Facebook Messenger」「Telegram Messenger」で利用可能だ。
Murphyプロジェクトは、2015年の「Microsoft Build Developer Conference」で「Microsoft Azure」による機械学習の事例として披露され、爆発的な人気を呼んだ「#HowOldRobot」に触発され、年齢を判定する人工知能(AI)というコンセプトをさらに進めたものだ。Azure上で動作し「Bing」の検索技術が組み込まれたMurphyは、「誰々が○○(人または物)だったらどんな風になるだろうか?」という質問に、それがどんなに奇抜な事例でも、合成画像を作成して答えてくれる。
AIと機械学習は、大手ハイテク企業にとって重要な成長分野となっている。Microsoftもバーチャルアシスタントの「Cortana」について、今回のチャットボットよりはかなり実用的な機能向上を、2016年の「Electronic Entertainment Expo」(E3)で披露している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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