App Annieは6月28日、世界のアプリユーザーを年齢別に分析したレポートを公開。日本はあらゆる世代において、ユーザーあたりのアプリの利用時間が他国より長く、特にゲームの利用時間の長さが目立つ結果としている。
対象としているのは日本、米国、イギリス、ドイツの各国で、アプリの1日の利用時間のデータは、Androidフォンにおけるユーザーあたりの利用時間。年齢別に総利用時間やセッション数を分析している。
日本においては、アプリ総利用時間の50%以上が25~44歳層によるものとし、他の国に比べると日本におけるこのユーザー層の重要性が顕著に現れているという。またセッション数を見ると、いずれの国においても若いユーザーほど高頻度にアプリを立ち上げるとし、世代間の差が最も小さい日本でも13~24歳のセッション数は、45歳以上よりも90%多くなっているとしている。
ゲームに絞ってみてみると、日本における13~44歳のスマホユーザーは、1日あたりのゲームプレイ時間が3倍以上あり、45歳以上の年齢層でさえ、他国の最も若い年齢層の2倍以上あるという。
同社では、日本における昔からのゲーム文化が定着していること、また長時間の通勤や通学にモバイルデバイスが適していることを踏まえると、ゲームプレイの利用時間の長さは意外ではないとし、日本のエンゲージメントの高さが、強力なマネタイズにつながっているとまとめている。
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