グーグル、教員向けに新ツール--画面共有用「Cast for Education」や正式版「Expeditions」

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 高橋朋子 (ガリレオ)2016年06月28日 10時16分
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 Googleは米国時間6月27日、世界中の教室で自社の存在感を高める一連の新ツールを発表した。「Google Forms」の新機能「Quizzes」と、教室用プロジェクタとして事実上機能するアプリ「Google Cast for Education」だ。さらに同社は、2015年にベータ版を公開した仮想現実(VR)アプリ「Google Expeditions」の正式提供を開始した。

 新ツールはすべて無料だが、教育用リソースの提供に注力することはGoogleに明らかに利益をもたらしている。現在、1000万人を超える生徒と教員が「Chromebook」を利用しており、厳しいPC市場でも同社が堅調な売り上げを維持するのに役立っている。

 「Chrome」担当製品マネージャーのMax Kirsch氏によると、「プロジェクタに関する要望を教員に尋ねた際、これ以上デバイスを増やしたくないとの答えが返ってきた」という。それを受けてGoogleはCast for Educationアプリを開発し、教員が画面をワイヤレスで共有できるようにした。また、同アプリは「Google Classroom」と連携しているため、これを介して生徒も自身の画面を容易に共有できる。また、Cast for Educationを利用した共有はすべてアカウントベースでネットワークに依存しないため、複数のネットワークを導入している教室でも問題なく利用できる。

Google Cast for Education

 また、Google Formsに新たに追加されたQuizzesでは、選択肢またはチェックボックス式の質問を教員が自動採点できる。それにより、学習内容の理解度について生徒にリアルタイムでフィードバックを与えられるほか、概念の理解を深めるのに役立つ補足情報を生徒に提示することができる。たとえば、ある質問に関連する概念を説明している「YouTube」動画を生徒に示すといったことが可能だ。教員は、どの生徒の理解が不足しているのか、どの概念をもっと説明する必要があるのかを迅速に把握できる。

 多くの教員が「Google Sheets」のアドオン「Flubaroo」を利用していることを知り、GoogleはQuizzesを開発したと、製品マネージャーのMolly Mackinlay氏は述べている。Quizzesは、小テストを作成したい教員に役立つ以外にも、すべてのGoogle Formsユーザーが企業研修や個別の学習ガイドの作成といった目的に使用できる。

 一方、Google Expeditionsは、2015年9月にベータ版が公開されて以降、すでに11カ国の生徒100万人に利用されている。27日の正式版リリースに伴い、Googleは200以上の「バーチャル校外学習」の提供を開始する。その一部は、学習教材を手がけるHoughton Mifflin HarcourtやPearsonなどのパートナーと共同制作したものだ。Expeditionsアプリは、27日に「Android」版がリリースされ、「iPhone」および「iPad」版も近日中に提供開始となる予定。

 そのほかGoogleは27日、Chromebook向けのクリエイティブアプリ「Explain Everything」「Soundtrap」「WeVideo」を、学校向けにパッケージとして特別価格で提供すると発表した。

Quizzes

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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