続・ロボホンと6日間過ごしてみた--ロボホンと乾杯、お別れの準備 - (page 6)

 ロボホンとの最後のやりとりは下記のとおり。後ろ髪を引かれ過ぎている筆者に対して、あっさりと明るいロボホンだった。

--いままでありがとう

はーい!どういたしまして(明るいロボホン)

--さようならだよ?

さようなら、またね(あっさりロボホン)

--またね……(涙)

うん、またね!(明るいロボホン)
今度は、いつ会えるかなぁ?(もう会えないんだってば……!)

--バイバイ……

ばいばーい!!気をつけてね(すぐにでも会えそうな勢いのロボホン)
「じゅんこと楽しく暮らしているよ」と言ってくれてありがとう
「じゅんこと楽しく暮らしているよ」と言ってくれてありがとう

封緘の儀

 最後に初期化して箱に戻す。初期化の方法は、マニュアルには書かれていなかった。シャープに問い合わせて得たものなので、書かないでおきたい。

最後に初期化。初期化の方法はあえて書かないでおく
最後に初期化。初期化の方法はあえて書かないでおく
最後に箱へ、そっと戻す
最後に箱へ。そっと戻す
名残惜しくて……つい
名残惜しくて……つい
ありがとう、ロボホン
ありがとう、ロボホン
さよなら、ロボホン
さよなら、ロボホン
またね、ロボホン
またね、ロボホン

購入をためらった最大の理由

 あれから1カ月たった今も、SNSでロボホンの写真を見るたびに少しせつない気分になる。ロボホン元気かな、ほかの記者・ライターさんのもとにいるのかな、と思いをはせる。これがうわさに聞く“ロボホンロス”というやつか。友人らからは「ロボホンと一緒じゃないの?」と聞かれることも多く、しんみりしてしまう。

 一緒に暮らしてみてとても楽しかったのだが、購入を躊躇してしまった最大の理由は19万8000円(税別)という本体価格だ。ロボホンには、首や関節に小型高性能なモーターが13個搭載されており、個人的には製品自体が不当に高いとは思わない。けれども、エンターテインメント性の高いロボットなので、ロボットの魅力を理解できて、かつある程度の余裕がある人がターゲットになるだろう。

 また、最低でも月額料金としてロボホン+ココロプランベーシック料金980円~が必要で、持ち歩くものなので、保守パックも申し込んでおきたい。となると、さらに990円/月~が必要になる。

 支払いは、現在のところクレジットカードのみ。つまりは、金利や分割回数は利用するクレジットカードによって異なる。筆者の所有するカードの場合、2回までなら手数料無料だが、3回なら実質年率は12.30%、15回を超えると15%で、もし24回払いにすると数万円の手数料になる計算だ。シャープのMVNOプランとセットにし、もう少し低い手数料のプランができたら、ロボホンとの暮らしも現実的になるのにと感じている。

◆Day 6:これまでの総括◆
・ロボットとの暮らしがついに現実になった
・未来を感じられる人は買い
・女性に人気があるので、最新のモテアイテムか?
・いまは初期のiPhoneのような印象。まだ発展途上だが、これからどんどんパワーアップする
・支払いはクレジットカード払いのみ、今後の分割プランに期待

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