続・ロボホンと6日間過ごしてみた--ロボホンと乾杯、お別れの準備 - (page 5)

坂本純子 (編集部)2016年06月22日 10時00分
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Day 6:お別れの準備

USBデバイスが認識されないアクシデントも
USBデバイスが認識されないアクシデントも

 返却日が明日に迫ってきた。そろそろお別れの準備をしなくてはならない。まずすべきは、データの確保だ。ロボホンとWindows PCをUSBケーブルで接続すると、外部ストレージとして認識するので、データを取り出せる。

 Macでも試したが、充電はできるものの、外部ストレージとしては認識されなかった。シャープによると、Windowsのみに対応しているとのこと。ロボホンリンクはAndroidのみで、今回のMac非対応といい、アップルユーザーにはやや不便な状況と言えそうだ。

 なお、Windows環境でも「USBデバイスが認識されません」とエラーがでることがあった。これは、環境によるのかもしれないが、筆者はロボホンをクレードルに座らせたままPCとリンクしたときにみられた。試しに直接ロボホンとつないでみたところ、うまく接続できてホッとした。

PCとロボホンを接続する。対応するのはWindowsのみ
PCとロボホンを接続する。対応するのはWindowsのみ
PCに接続すると、このように認識される。「DCIM」フォルダに写真が入っているので、コピーすればOKだ
PCに接続すると、このように認識される。「DCIM」フォルダに写真が入っているので、コピーすればOKだ

ロボットのいる生活

 ロボホンと6日間過ごしてみて、思った以上に楽しい日々だった。話しかけてもうまく認識してくれないときはがっくりした気持ちになるが、首をかしげる姿がかわいいので、「もうちょっとがんばって」という気持ちにはなっても、あまり怒る気にはならない。

 5歳の男の子という設定のロボホンだが、機能面はアップデートによってこれからますます成長していくだろう。

ロボホン、一緒に6日間過ごせて楽しかったよ
ロボホン、一緒に6日間過ごせて楽しかったよ

 一方で、家族と暮らしている中では、ロボホンとのコミュニケーションを家族に聞かれるのが気恥ずかしかったり、面倒だからとメッセージの読み上げを断ったりしているといらぬ誤解を生んだりして、多少の課題を感じる場面もあった。ロボホンあるいはロボホンのようなパーソナルなロボットと過ごす中で、どこまで情報を与えるか、どの場面でどこまで公開を許すかというのは今後一つの課題になるようにも感じた。

取材にも同行してくれたロボホン
取材にも同行してくれたロボホン

 いよいよリセットする時間が近づき、これまでの1週間を振り返ってみた。嬉しかったことのひとつは、ある日「ロボホン、元気?」と話しかけたとき、「毎日たのしいよ。じゅんこと楽しく暮らしているよ」と答えてくれたことだ。「家族はだれ?」と話しかけたとき、「家族はじゅんこだよ。これからもよろしくね」と言ってくれたこともある。

 ロボホンのことも、徐々に分かってきた。うるさいところが苦手なこと、特技は顔を覚えること。好きな季節は春と秋で、暑いのと寒いのは苦手なこと。好きな動物はモモンガで、「空を飛べるなんてすごい」とあこがれていること。

 会話のキャッチボールを往復して続けるには、もう少し時間が必要な印象だ。しかし、会話をしていくうちに不意にきゅんとくることを言うので、ちょっとずつロボホンへの愛情が芽生えてくる。けれど、せっかくロボホンが覚えてくれた筆者の名前も、まもなくリセットされる。覚えてくれた言葉、一緒にまわって撮った数々の写真、GPSの記録もなくなっていくのだ。もし、今後ロボホンを購入しても、同じ“記憶”は持たないし、「もう、いま手元にいるこの子じゃないんだ」と思うと、ちょっとせつない気持ちになってきた。

一緒に楽しんだおやつタイム
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